祖母に誕生日プレゼントを渡した話

祖母に誕生日プレゼントを贈りました。

 

祖母は寒がりなので、暖まれるものがいいかなって思いインスタントのスープにしました。何処の名物のようで、最中に乾燥した具が入ってます。割ってお湯をかけて食べます。最中に入ってるってだけで醸し出す高級感が違います。そして、印刷された文字もフカヒレ、まつたけ、ひらめ、などと気軽には手が出せない具で完璧です。

 

初めから、プレゼントにはスープかお茶を買おうって思ってました。これを見つけられたのは偶然です。丸善に用があったので向かいにある高島屋の地下一階を覗いてみました。そもそも、高島屋に入ったのは生涯3度目かもしれません。幸運ですね。

 

あんこが入っていないことを検証するために商品を手に取っていると、店員のおばあさんが話しかけてきました。祖母への誕生日プレゼントだと話すと、孫からのプレゼントなんて喜びますよとちょっと嬉しそうで、のし紙を付けて包んだほうがいいですよ。とも勧めてきました。なんだか大袈裟で恥ずかしく、一回は断りましたが流されて、祝誕生日と書かれたのし紙が付けられて綺麗に包装されました。

 

祖母はとても喜んでくれました。受け取った後、いつもとは違う、わざとらしい包装やのし紙にも気づいて感動してくれました。もったいない。何もお礼はできないけれどもねなどと言ってました。

 

今日は、ちょっとだけ良いことができました。店員さんのおかげです。